寒い季節は浴室のタイルが冷たくて、入浴するのが面倒になりませんか。冷たい浴室には、怪我や命の危険性もあり危ないです。今回は、その面倒な気持ちや身体の危険性をなくすための冷たくない床材やタイルの代替品を紹介します。
冷たい浴室は危険がいっぱい
寒い日の浴室は、冷たくてヒヤッとします。そんな冷たい浴室には、危険性がいっぱいです。その浴室の危険性について紹介します。
ヒートショックのリスク
最近は情報番組やニュースなどでよく取り上げられているので、ヒートショックについてご存知の人も多いかもしれません。
ヒートショックとは浴室に入った時の急激な温度の変化によって、血圧が大きく変化して血管や心臓に負担をかけることです。高齢者になるほど、ヒートショックの危険性は高まります。ヒートショックによって亡くなることもあるので、大変注意が必要です。
滑って転倒するリスク
タイルが濡れていることや浴室の冷たさに驚くことによって、足を滑らせて転倒することがあります。浴室での転倒は、大きな怪我をすることや最悪のケースでは亡くなる可能性もあります。
浴室での死者数は、交通事故による死者数よりもはるかに高いと言われています。ヒートショックや転倒のリスクを軽減する必要です。
冷たくない床「サーモタイル」
このような事故を防ぐために、冷たくない床「サーモタイル」を紹介します。様々なデザインがありますので、浴室の雰囲気に合わせて楽しく選ぶことができます。
滑りにくくなる
一般的に使われているタイルとは異なり、サーモタイルは表面が凹凸になっているため、濡れていても滑りにくいです。転倒の可能性が減少するため、安心して浴室を利用することができます。
柄とデザインが豊富
サーモタイルには様々ながらやデザインがあります。大理石のようなシックで高級感のあるデザインや自然の岩石に近い柄などがあり、このようなデザインは大浴場にも使われています。単色や落ち着いた柄もありますので、浴室の雰囲気やお好みに合わせて選ぶことが可能です。
【注意】床暖房ではない
サーモタイルは、あくまでの冷たくない床です。浴室が暖かくなるものではありません。浴室に入ったときに暖かい状態にしたいなら、床暖房や浴室暖房などを取り入れると良いでしょう。
浴室用クッションフロア
クッションフロアを利用すると、床の冷たさを感じることがありません。
DIYでも施工可能
ご自身で施工することが可能です。今あるタイルの上に重ね張りをするだけなので簡単です。浴室用クッションフロアは、ホームセンターでも販売されています。リフォーム会社に依頼することもなく、数千円程度でできるので費用も安くなります。
【注意】賃貸では使用が難しい
賃貸の場合、原状回復をして返さないといけないことが多いため、クッションフロアの利用は難しいケースが多いです。賃貸でクッションフロアを利用したい場合、オーナーさんや不動産会社に相談しましょう。
お風呂マットを敷く
お風呂マットの利用は、簡単にお風呂に引くことができるうえ、転倒防止にもなります。ただ、お風呂マットの利用は、浴室の床やお風呂マットの裏側にカビが発生しやすくなります。お風呂マットは水を含みやすい素材でできていることが多いため、カビを発生させやすいのです。こまめに浴室を掃除しましょう。
賃貸でも使えるアイデア
先ほど紹介したお風呂マットも賃貸で使えます。また、お風呂マットと似ている建材でお風呂シートというものがあります。
また、昔ながらのスノコも賃貸で利用可能です。木材のスノコを使うと、自然のぬくもりを感じることができます。ただ、木材は水分を含むため、カビが発生しやすいです。今ではプラスチック製のスノコが販売されています。カビの心配が軽減されるので、プラスチック製もおすすめです。
カビに強い素材もあり
浴室は適度な温度と湿度があるため、カビが発生しやすい場所です。カビが発生すると掃除も大変です。今では防カビ加工された床材がたくさんあります。
また、本来は水分を含みやすくカビが発生しやすい木材を使った床材も、防カビ・防水加工がしっかりされた種類もあります。床材の選び方や施工など悩むならリフォーム会社に相談することをおすすめします。プロの経験のノウハウで、防カビ・滑りにくさをふまえた冷たくない床材を選んでくれます。
弊社でも浴室のリフォームを承っています。冬に向かっていき浴室は冷たくなり、入浴が億劫になります。そんな億劫な気持ちをなくし、快適に入浴するために浴室のリフォームをしませんか。
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