失敗しない一軒家リフォーム・中古リノベ|費用負担は補助金の活用を

ご予算に合わせたリフォームをしたいとお考えだと思いますが、リフォームの費用がいくらかかるのかとご心配される方も多いでしょう。今回は一軒家をリフォームしたときの費用相場や優遇制度、失敗しないリフォーム会社の選び方などのご説明をしていきます。

 

一軒家リフォームは住まい状況や目的を明確にしよう

まずはリフォームの目的を明確にしないと、プランニングができません。これからも長く住まわれるお住まいですので、状況や目的を明確にしたうえで計画的にリフォームしたいものです。

 

【確認1】長く住んでいるお住まいですか?

長年の利用は経年劣化により、目に見えないところも弱っていることがあります。主にバルコニー・ベランダの防水性の劣化、柱・床下の腐食、屋根・外壁の汚れや傷みなどです。このような劣化が進むと想定以上の費用がかかってしまいます。リフォームをご検討されているなら、早めのご相談がおすすめです。

【確認2】中古物件の購入しましたか?

新築物件を購入するよりも、中古物件を購入してリフォームするほうが安くなることもあります。フルリフォームなら間取りや耐震性などの心配も解消できます。

使われている素材にもよりますが、一軒家の寿命は大体30年です。昔の基準では現在の耐震性など満たしていない配管などライフラインに必要な部分の劣化などがあります。リフォームすることで住宅のメンテナンスとなり、お子さんやお孫さんの代まで長く住み続けることができる住宅へと生まれ変わるでしょう。

【確認3】家族構成やライフスタイルに変化がありましたか?

一軒家をご購入されてから10〜15年となると、お子さんの成長・独立やご両親との同居など家族構成の変化があります。転職や働き方が変わることで、住宅のあり方も変化します。間取りの変化バリアフリーを取り入れるなど、住まいの状況に合わせたリフォームをしましょう。

 

一軒家リフォームの費用相場

一軒家リフォームは決して安いものではありません。部分リフォームでも数十万から、大掛かりなフルリフォームとなると1,000万円台にもなります。

 

部分リフォームなら【数十万円~300万円程度】

一軒家リフォームで多いのが、キッチンのリフォームです。最近はご夫婦やお子さんと一緒に料理される方も増えました。昔ながらのキッチンからシステムキッチンやアイランドキッチンにするのがトレンドです。キッチンのリフォームは数十万円からできます。

浴室やトイレのリフォームも増えています。広々としたユニットバスや床暖房式へと変える浴室。トイレは和式から洋式に、タンクレスや自動開閉など最新式の便器に変える、バリアフリーで内装を変えるなどのリフォームがあります。浴室は100万〜200万円、トイレは30万円前後です。

フルリフォームなら【1,000万円~1,500万円程度】

一軒家の骨組みだけを残して、外装・内装のリフォームをすると1,000万円以上の費用になります。間取りの自由度も高くなり、耐震性や耐熱性の向上も可能です。特に耐震性は2000年基準という昨今の大きな災害に合わせた基準が設けられています。

間取りの変化で二世帯住宅への生まれ変わり、部屋数を減らして大きなリビングにすることもできます。生活様式が変わった今なら、お住いの一部をオフィス仕様や趣味に合わせた間取りへのリフォームもおすすめです。

 

一軒家リフォームの費用負担には優遇制度の活用も◎

新築物件の購入よりもリフォームのほうが費用の負担が低いですが、リフォームは大きな費用がかかります。その費用の負担を軽減できる補助金や減税制度があります。なお、補助金や減税制度など優遇制度は年度ごとに変わるため、リフォーム会社への問い合わせや行政や自治体のホームページなどで最新の情報をご自身でご確認ください。

補助金制度

【断熱リノベ事業】
断熱リフォームに関する補助金です。
・断熱機能を備えたガラスや窓、断熱材
・蓄電設備、蓄電システム
が対象になります。

補助される金額は
・補助率は経費の3分の1
・もしくはリフォーム部分によって上限額
が設定されています。

【次世代建材事業】
こちらは省エネに関するリフォームの補助金です。
・断熱パネル
・潜熱蓄熱建材
・断熱材、窓、玄関度は、調湿建材
が対象になります。
補助される金額は
・補助率は経費の2分の1
・もしくは上限額200万円(下限額20万円)
です。

減税制度

【所得税減税】
1.住宅ローン減税
10年以上のリフォームローンを組むことで、所得税減税の要件です。フルリフォームなど大きな費用がかかるリフォームで利用することができます。

2.リフォームローン減税
償還期間が5年以上のリフォームローンの利用で適用されます。バリアフリーや省エネ、耐震性の向上に伴う工事など、指定された性能リフォームには控除率が少し優遇されます。

【固定資産税減税】
対象のリフォームの種類は、以下の4つです。
・耐震
・バリアフリー
・省エネ
・長期優良住宅化
それぞれ1年度分の減額期間が設けられています。減額割合や対象家屋面積などは異なりますので、リフォーム会社などでご確認ください。

 

【失敗しないリフォームのために】複数の見積りを比べよう

リフォーム会社によって提案されるプランが異なります。もちろん提案内容によって金額も違います。ご自身に合ったリフォームプランや金額を見定めるため、複数のリフォーム会社から見積もりを取りましょう。一軒家リフォームは多額で失敗したくないと思います。見積もりを複数取ることでご自身が必要なプランもわかります。

 

 

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