瓦の葺き替えを検討中の方必見!費用相場、工期、流れをご案内!

お住まいが古くなってくると、災害による雨漏りなど気になる人も多いのではないでしょうか。昔と比べて屋根材は軽量化防水性に優れているため、瓦の葺き替えを行うことで、耐震性の向上雨風による劣化を防ぎやすくなります。外観も一新されるので住宅も見違えます。今回は瓦の葺き替え工事で気になる工期や費用を中心にご説明します。

 

瓦の葺き替えについて

自然災害や経年劣化などで屋根が傷みます。日本で多く使われている陶器の瓦は、地震や台風の影響でずれやすいです。また屋根の下地は長年の屋根の重みにより、歪みが出ます。

 

瓦の葺き替えとは、今ある瓦とその下地を新しく交換することです。屋根は家の一番上にあり重たいものなので、お住まいのトラブルになることがあります。放置していると雨漏りなどの原因になることもあります。

 

また屋根はお住まいの見栄えにも影響するため、定期的なメンテナンスで見違えます。

 

葺き替えの工期や費用

葺き替え工事の平均的な工期は1週間程度です。

ただし、

・屋根の大きさ

・屋根の形

・屋根の勾配

・劣化状況

・現場の環境(近隣との距離、1・2階ともに屋根があるなど)

などによって工期に多少の影響が出てきます。ご相談の際にスタッフが確認いたします。

 

また費用は広さや瓦の素材によって変わります。

・瓦の交換:100万〜260万円

・瓦からスレートへの変更:70万〜200万円

・瓦からガルバリウムへの交換:80万〜210万円

というのが相場です。詳しくは見積もりをお取りください。

 

施工内容

屋根の葺き替えは屋根瓦を交換するだけではありません。その下地となっている野地板というものも一緒に張り替えが必要です。この野地板に傷みがあると雨漏りなど住宅トラブルの原因となります。

 

また瓦は天候によりずれやすいので、ステンレスビスなどで瓦を一つずつ止めていきます。その上で瓦を固定するために下地木材を取り付けて、その木材に防水漆喰を塗ります。最近は災害も多いですので、防災としても瓦の葺き替えをご検討いただくことをおすすめします。

 

メリット・デメリット

【メリット】

1.住宅の寿命が伸びる

瓦が傷んでくると、雨風から守る機能が薄れてきます。新しい瓦を葺き替えることで、台風やゲリラ豪雨のような大雨にも強くなります。また現在は昔の屋根瓦よりも軽い素材もあるため、家の重心が下がり耐震性も向上します。

 

2.住宅の外観イメージを一新できる

屋根は住宅の外観の大部分を占めているため、瓦の葺き替えで外観イメージが一新されます。昔とは違い新しい屋根材も出てきており、現状とは違う屋根材を使うことも可能です。建物自体が古くても屋根を新しくすることで、リフォームや建て替えをしたかのような新鮮さも出てきます。

 

3.屋根全体のメンテナンスになる

瓦だけではなく、下地になっている野地板なども外して全面的に取り替えるので、屋根全体のメンテナンスができます。外から見てわかりにくい傷みも改善されるため、葺き替えはおすすめです。

 

【デメリット】

1.大きな費用がかかる

費用の相場を上記しておりますが、瓦の葺き替えは高額な費用になります。瓦の交換だけではなく屋根材など全体の取替えになるためです。交換済みの屋根材の処分費もかかるので、高額になってしまいます。

 

2.葺き替え工事期間の生活が不便

工期もご紹介したように1週間程度です。工事期間中は普段よりも多く埃が出ます。また足場も組むので、窓を開けての換気や洗濯物が干しにくくなるなどの支障があります。

 

瓦の葺き替え工事の手順

お客様よりご相談いただきましたら、スタッフがお伺いしてご要望などを承ります。その際に、住宅の状態を拝見させていただき、お見積りを出します。ご了承いただければ、工事開始です。その工事の手順が気になると思います。

 

① 足場を組む

高所の作業となり安全に作業を行うために足場を組みます。足場工事の必要性を聞かれるお客様もいますが、高所作業での安全確保・法令遵守のため足場は必要です。施工スタッフに怪我などがあるとお客様にとってもご迷惑なります。また足場工事は、工事の品質やスピード効率も良くなります。

 

② 屋根をはがす

まずは現状の瓦を1枚ずつ剥がしていきます。剥がした瓦は専門業者によって廃棄します。瓦と同時に、瓦を引っ掛ける浅木も取り外していきます。

 

③ 野地板をはる

次に野地板をはっていきます。野地板は長年に渡り屋根の重さを支えてきているため、傷みや歪みが出ています。傷みが少ない場合は補修して新しい合板を重ねるため、張替えが多いです。

 

④ 防水シートをはる

野地板の上には、防水シートです。この防水シートが破れていると、瓦の隙間から雨が入り込み雨漏りが起こります。防水シートは特殊な素材でできており、接合部分に注意してしっかり取り付けます。地域によっては雪止めを取り付けるお客様も多いです。

 

⑤ 屋根をはる

新しい屋根材を取り付けていきます。これで屋根の張替えは完了です。

 

⑥ 足場を解体する

最後に足場の解体です。これで住宅の寿命が伸びました。

 

 

雨漏りや屋根のあたりから異音がするなどトラブルがありましたら弊社にご相談ください。弊社では点検を無料で行っています。まずは相談・点検をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

関連記事

  1. 図面
PAGE TOP