台風・豪雨などの災害で窓が割れる心配があります。雨戸があれば防げますが、お住まいの経年劣化により雨戸が締まりづらいといったお悩みも出てくるでしょう。災害の被害に遭う前に、雨戸の交換や修理のリフォームをしてみてはいかがでしょうか。今では様々な種類があり、お住まいの外観や用途に合わせて雨戸を選ぶことができます。今回は雨戸リフォームの種類や値段、そして思わぬ効果もご紹介します。

【雨戸リフォーム】交換・修理のポイント

「外壁塗装と同時期」のリフォームがおすすめ

雨戸リフォームは外壁リフォームと同時にするのがおすすめです。なぜかというと、同時期に行うことで費用を抑えることができるからです。

2階以上の高い位置の雨戸などになると、足場を組まないとリフォームすることは難しいです。外壁塗装も高所は、足場を組みます。雨戸リフォームと外壁塗装を別の機会にすると、2度に渡って足場を組むので費用がかさみます。

また、雨戸リフォームと外壁塗装を同時期にすることで、新築に近い外観になります。外観が古い・劣化している場合、雨戸リフォームだけをすると雨戸だけが新品で違和感のある外観になります。

場所によって雨戸の種類を使い分けるのも◎

素材も木製や鉄製、アルミ製など多彩です。最近の雨戸はデザイン性にも優れており、外観や環境に合わせた雨戸リフォームもできます。

木製の素材は、和室や古き良き日本家屋の外観にぴったりです。デザインは素敵ですが、自然素材のため防火性が低く、比較的劣化しやすいデメリットがあります。

鉄製やアルミ製などの金属素材は、耐久性が高く安価なため、多くの方に選ばれています。耐熱性が低いので夏は熱く、冬は寒いという特徴があります。鉄製など錆びやすい素材もあり、メンテナンスの頻度が高くなります。

雨戸にはこんな機能・効果も ！

雨戸といえば、災害から窓を守るものと思われている人も多いかと思いますが、他にも良い効果があります。

1.断熱・遮光・結露防止

暑い時期には外熱を遮り、寒い時期には冷気を防ぐ効果があります。光を遮ることで、畳などの日焼けを避けることが可能です。また、冬の悩みである結露も、雨戸を閉めることで防げます。雨戸はカーテンを閉めるだけよりも、遮熱や結露防止の効果が上がります。

2.防音

雨戸を閉めることで外からの音を遮断、家の中からの音も外へと漏れづらいです。近くに人通りが多い道や車道などがあると、早朝や夜更けの騒音が気になります。また、ご家族に小さなお子さまがいる場合や、DIY・楽器演奏など音を出す趣味をするなら雨戸リフォームはおすすめです。

3.防犯・プライバシー対策

外からの目線を防ぐことができるので、プライバシー保護の効果にもなります。雨戸は破りづらく、壊すときに大きな音がするため侵入犯は避ける傾向があります。最近は雨戸に鍵がついているものや防犯サイレンが鳴るものなどもあります。

雨戸の種類と費用

単板引き違い雨戸

アパートや長屋など賃貸物件や古い家屋に設置されていることが多く、雨戸といえば、この種類の雨戸を思い浮かべる人が多いでしょう。一枚板を複数枚組み合わせて使うタイプです。遮光性も優れており、雨戸を閉じると室内は真っ暗になります。比較的、費用も安価で抑えられます。

・費用相場：2〜5万円

エコ引き違い雨戸

ブラインドのように細長い羽が並んでいて開閉できる種類の雨戸です。羽を開けることで光や風を室内に通すことできます。光が差し込み部屋が真っ暗になることがなく、暑い時期など風を室内に入れることもでき、こちらも比較的安価なのでおすすめです。

・費用相場：3〜6万円

手動シャッター雨戸

シャッタータイプの雨戸で窓の上部で巻き込んで収納するタイプの種類です。引き戸のタイプよりもコンパクトで外観を損ないにくい特徴があります。デザイン性にも優れており、近年の新築ではよく使われています。引き違い雨戸と比べて強固なため、防犯性や防災性も比較的、優れています。

・費用相場：6〜15万円

電動シャッター雨戸

最近人気がある雨戸です。開閉ボタンを押すだけで、自動的にシャッター雨戸が上がり下がりします。タイマーのついている種類もあり、設定することで決まった時間にシャッター雨戸が開閉します。電動ですので10万円以上と費用が高くなるのが考慮するポイントですが、音も静かで手間がかからないのでおすすめです。

・費用相場：10〜30万円

4種類の雨戸のタイプをご紹介しましたが、イメージできましたでしょうか？お住まいのタイプやご予算も考慮するため悩まれるでしょう。まずは、弊社にお見積りいただくとお住まいに適した雨戸リフォームの提案、費用をご確認ください。

弊社では無料で見積もりをお出ししますので、ご安心してお問い合わせください。リフォームのプロがご相談に乗らせていただきます。