ご自宅にロフトを増築して、収納スペースや部屋となる空間を増やしたいと思ったことはないでしょうか。ロフトを増築することで、収納力がアップするなどメリットがあります。今回はロフトを増築する費用相場や注意点などを説明していきます。
ロフトの増築(後付け)は可能?
戸建て1階にロフトを増築する場合、1階の天井を撤去して2階までの空間を吹き抜けにする必要があります。吹き抜けにする作業の難易度が高く、費用も比較的高いです。
最上階の場合、天井を抜いて屋根裏をロフトにすることができるので、リフォームの難易度も比較的低く、費用も抑えられます。
ただし、屋根裏は気密性が高いため、熱くなりやすく湿気も溜まりやすいです。収納しているものが変形することや発火といった危険なこともあります。それを排除するために、断熱材や換気扇などを設置することがおすすめです。
また、マンションであれば、建築基準法により天井高が決められています。そのため、一般的な天井高であればロフトの高さが決まっていて設置できない、もしくは設置できても狭くなってしまうためおすすめできません。
天井高が3メートル以上ある場合や、向き抜けがあるメゾネットタイプの物件であれば、マンションでのロフトの増築は可能です。
戸建て・マンションであっても部屋の形状や環境によって、リフォームできない可能性があります。ご検討の際には、事前に専門スタッフにお部屋を見てもらうことがおすすめです。
ロフトならでは!増築のメリット
1.収納力がアップする
ロフトは人目に触れることが少ないため、収納スペースとして活用する人も多いです。
例えば、ストーブやこたつなどの暖房器具、クリスマスツリーなどのイベント道具、このような特定の季節しか利用することがないものを収納することができます。
荷物を持って階段やハシゴを上り降りする際には、足元が不安定になることがあるので注意しましょう。
2.趣味や遊び場など有効活用できる
ご家族との空間を仕切って、ご自身だけの趣味の部屋がほしいという人にもロフトの増築はおすすめです。例えば、図書館や漫画喫茶のように本を並べて、ソファーなどでくつろぐのもいいでしょう。
また、キッズスペースとして子供部屋のようにロフトを活用するのもいいでしょう。リビングなどを子供の遊ぶスペースにしていると、おもちゃで溢れてしまいずっと片付かないということがあります。子供だけのスペースを設けていると、家族のものと子供のものが分別できるので収納にも繋がります。
子供自身も、自分だけのスペースができた、秘密基地のようだと喜ぶでしょう。ただし、子供の行動や健康面は大人よりも敏感なので、安全面や気密性などには配慮してください。
3.固定資産税の対象にならない
通常、床面積が増えると固定資産税は増えます。しかし、ロフトは法律上、小屋裏物置等というものに分類されるため、固定資産税の範囲外になります。部屋や収納スペースを増やしたいけど増税が気になるという人も、ロフトの増築でスペースを確保しつつ節税になるのでおすすめです。
一方で、このようなデメリットも……
階段やハシゴを利用するので、上り降りするのが面倒であることや、転倒などの危険性もあります。特にお年寄りや子供は注意です。
また、ロフトに寄って空間が増えます。天井が高くなり吹き抜けのようになるので、冷暖房の効果が悪くなります。増築前に比べて、冷暖房費が高くなる可能性もあります。
掃除するスペースも増えます。ロフトは天井が低いことも多いので、腰をかがめるなど掃除がしづらくなります。
ロフト増築には、このようなメリットとデメリットがあります。これらをご理解したうえで、リフォームをしましょう。
ロフト増築リフォームにかかる費用
・2畳程度の広さ:15万円〜
・6畳程度の広さ:30万円〜
・6畳程度の広さで部屋として使えるように断熱材や電気配線などを追加した場合:80万円〜
部屋の形状や環境によってリフォーム工事の内容が変わるため、こちらの費用は目安にしてください。
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弊社はご相談や見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。ご自宅の状態を確認させていただき、お話をお伺いしたうえで見積もりを出しますので、あなたに合ったリフォームをすることができるでしょう。